陸上400mリレー
『コーイチ タカタ ジャパン』
コールされ"カカト落とし"をトラックの上で披露! 気合いが伝わってくる。
陸上男子400mリレー(視覚障害)決勝。
第一走者の武士道アスリート・高田晃一が飛び出し、トップで二走・斉藤晃司に繋いだ!
三走・星野直志、アンカー・矢野繁樹とタッチし、日本新記録で銀メダルを獲得した。
メンバーを揃えることが難しい視覚障害者のリレー。高田は「最高の締めくくり。良い走りができたと振り返る。
中学から伝統空手に入門。高校二年の時、寸止めされるはずの拳が顔面に当たり、右目の視力が落ち、治療に用いたステロイド剤の副作用で左目も見えなくなった。現在は光覚。19歳から本格的に陸上を始め、バルセロナパラリンピックでは走幅跳び日本新記録で銅メダルを獲得している。
再び極真カラテにも挑戦し「今日も極真魂で走った。カラテは自分との闘い(克己)カラテと陸上は相乗効果があって、二つ合わせて良いものになる」と高田。
レース後、身体の前で十字をきって礼をした。
1位 イタリア 44″77(パラリンピック新記録)
2位 日本(高田 斉藤 星野 矢野) 44″99(日本新記録)
3位 スペイン 45″01