【兵庫国体結果】  ”武士道アスリート高田 国体7連覇!”

▼10/14(土) 走幅跳パラリンピック選手対決

陸上男子39歳以下走り幅跳び(区分24=視覚)は、パラリンピック代表2人によるハイレベルな争いになった。シドニー7位の今井裕二は1ケ月前、オランダの世界選手権で競技中、審判と激突し、右足首を剥離骨折し、九割方復調してきたところ。バルセロナ銅メダルの高田晃一に敗れて2位に終わったが
「彼はやっぱり凄い、何事にも有言実行だし、その通りやってくる」
と、長年同じピットに立ってきた高田が大会記録を塗り替えた衰えぬ力に心からの拍手を送っていた。高田は今大会最初の金メダルを獲得し、チームに勢いをつけた。

▼10/15(日) 強豪肉薄 高田優勝 斎藤敗れる

陸上男子39歳以下60m(区分24=視覚)の斉藤晃司は、シドニーパラリンピック400mリレーで銀メダル獲得時、ともに日本代表としてバトンをつないだ高田晃一と対決。0.02秒差の7″61で2位に甘んじたが、国内第一人者の高田に肉薄し、手応えを得たようだった。高田は今までの斉藤がもつ大会記録7″70を大幅に更新する7″59の大会新記録で走り幅跳びに続き、二冠達成した。これで高田は北海道、大阪、宮城、静岡、埼玉、岡山、そして兵庫と国体負け知らずの七連覇を達成した。

(記事抜粋)